着物とポーランド愛伝道師のポラ子です。
やっとポーランド映画祭1本目です。
今回は「人形」を見て来ました。
11/17には関口先生のトークショーがあるのですが、資格試験対策のため行けないので、平日にも関わらず11/15(金)の13:30からの回を見て来ました。
思ったより人が入ってました〜。嬉しい!!
原作をなんとか読んだものの、雑貨店の様子など細かい様子が想像できないでいました。それだけに映画で見る事ができるのは本当に嬉しい。
調度品、貴族の衣裳などは映画ならではですね。
スポーツブランドのような肩にラインのあるドレスや、充分にボリューミーなウェンツカ嬢(主人公が恋こがれるお相手)のバストにリボンの切り替えがあるドレスなど、ドレスに目がいきましたね。色はグレーや紫など。
ドレスの仕立て屋なのか赤の内装のセットが素敵だったな〜。
映画の全体の印象としては、思ったよりは万遍なく原作を映像化しているような気がします。原作の印象は薄れているけれども。
ただ、ボクルスキの涙ぐましいウェンツカ嬢の気を惹こうとする場面が少しはしょられていた気がします。ウェンツカ嬢を喜ばすために彼女が入れあげている役者に花を送るとか。あれが個人的に切なかったので。
あの長い原作なので、見る人にとってそれぞれに、はしょられてる感はあるはずなので仕方ないですね。原作ではパリの様子が詳しく描いてありましたしね。
原作がどれだけ長いかはコチラをどうぞ
ボクルスキが成功を収める前の「勉強してどうなる」と皆に言われるところは映画の冒頭にしっかり描かれています。
ただ、地下から階段で上がってくる時のボクルスキのお尻のポッチャリ感が、ちょっと??と思ってしまいました。
その後成功して帰ってきた時は、それが恰幅の良さにちゃんとなります。
オールバックで登場するし。原作の後半でルックスは悪くないってことが書いてあるので、そんな雰囲気にはなります。
正直、寝不足もあり?途中で字幕が読んでないのに進んでしまう時がありましたが(笑)、笑える場面もありました。カードをしてるシーンです。あれは解説すると野暮なので書けるのはここまで。
ボクルスキの恋愛だけならばここまで読みつがれないでしょうから、テーマはいろいろある小説だと思います。
貴族と労働者階級、当時のポーランドをとりまく様子などがわかります。
と言っても全て理解できてません。
ほとんど映画の感想になっていないな。。。
冒頭から、腰くらいの高さのアングルのパンが多用されていた気がします(書いているのは見た直後でないため記憶が薄らいでいますが)
ヴォイチェフ・イエジー・ハス監督(カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『砂時計』〔73〕の監督)の他の作品見た事ないし。
ペラペラの感想になってしまいました。
それでも、もっと忘れてしまうので、記録として書いておきます。
外に出たらまだ明るかったです。いつも夜なので逆に新鮮!
こうして恵比寿を後にしました。
また戻ってきます!
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