2015年10月にイマジンワンワールドKIMONOプロジェクトの12カ国の制作発表のショーを見ました。
ショーが始まると、小学生がインドのKIMONOの図案を考えたことがわかりました。ショーが終わり、子供達がロビーに出てきたモデルさんを取り囲み「私が考えたのだ!」「こっちもみせて」などと、子供達がキラキラした目でモデルさんを見ていたのです。
あの感動と達成感を私も味わいたいと思いました。
2016年1月7日 応援している人に出演してもらい、チャリティーイベントを主催し、KIMONOの制作費用を集めようと思いつく。
2016年1月29日 代表の高倉さんから活動の許可を得る
2016年2月28日 Facebookを立ち上げ
2016年6月29日 twitterとnoteを開設
以後2年にわたりチャリティーイベントを11回開催し、制作費を集める。
2019年〜 地道に個人のご寄付を募る
2021年〜 チャリティーオークションをオンラインイベントとして開催
(個人の方と3回のオークションで76,556円のご寄付)
目標金額まであと
142,481円です。
皆様の温かいご支援、ご協力をお願いします
ご参加くださった皆様には、本当に感謝しております。
これからも楽しいイベントを企画しますので、ご参加くださいね。
プロジェクトを通じて伝えたいことがあります。
- 相手の国への敬意と親愛を込めて作っている、世界に一枚の素晴らしいKIMONOであること
- 技術の粋を集め、ありったけの創造力と感性を投じた物作りであること
- 職人さんが伝え育み、創意工夫してきた技術の高さを見直すきっかけにしたい
- KIMONOを見ると、その国の文化がわかりワクワクする
- 小学生や高校生など日本の未来を担う世代が図案にかかわっていること
などです。以下、長くなりますが書いてみます。
着物の将来を考えた時に、あの時のプロジェクトが今に活きていると未来の人に思って貰えたら最高だな、と考えています。
なんとかこのプロジェクトが日本の文化の素晴らしさ、職人さんが伝え育み、創意工夫してきた技術の高さを見直すきっかけになればいいな、と思っています。
物事が成熟するには裾野が広がり大衆化することと、その分野を牽引する頂点に相当するものが必要ですよね。着物はその点、ジャージ素材やデニム着物などもあり、裾野が広がっています。それに比して牽引すべき頂点に相当する着物の存在はどうでしょうか? ここにプロジェクトの意義があると考えます。
私はもっと作っている方にスポットライトが当たればいいな、と思っています。このプロジェクトは売り物ではないので、売れる売れないを気にせず作っていただけます。物作りには大きな柱が二つあると思います。まずは、同じ品質のものを作り続けられること。もう一つは、技術の粋を集め、ありったけの創造力と感性を投じた物作り。今は後者が難しい気がします。だからこそ、プロジェクトのKIMONOをみると、涙が出そうなほど(本当はいつも泣いてます)感激します。職人さんの思いがKIMOMOを通じて雄弁に語りかけてくるからです。
あとは相手の国への敬意と親愛を込めて作っている点が素晴らしいと思います。
このプロジェクトに関わるようになって、今までと同じ生活をしていたら出会えるはずのない人に会え、行けなかったであろう場所にも行くことが出来ています。日々ワクワクしています。一人でも多くの方とこのドキドキとワクワクをシェアしたいと思っています。
着物に書いた各国への「ラブレター」だと思ってます。また未来のアンティークになる着物です。さらに言えば、各国との「縁結び」の着物です。
なぜそう言えるのか?
「よく調べてくれた!」「本国でお披露目して欲しい」「こんなプロジェクトを思いつくこと自体が素晴らしい」「尊敬する日本人なら、きっと最後までやり遂げるはずだ」「懐かしい」「日本に来てこんなに嬉しいことはない」