今年の目標の一つ、仮名が競書誌に初めて載った話

書道のお稽古

ポーランド愛伝道師のポラ子です。

ポーランドネタばかり書いてますが、ポラ子は着物好き、和文化も好きなんです。

子供の頃に書道をしてたので、大人になってから再度チャレンジしています。

今は凖師範になることが目標ですが、所属する会では凖師範の受験資格がありまして、スポーツで言う近代5種競技のように、どれも万遍なく書けないと受けられません。

【準師範の受験資格】

楷書:四段以上、仮名:四段以上、行書:初段以上、草書:初段以上、隷書:初段以上

です。

仮名が圧倒的に遅れており、今は特級でして、特級→優級→初段→二段→三段→四段
とあと5段階もかけあがらないといけません。

もうずーーーーーーーっと特級で足踏みでした。時間かけて書いてないので当たり前なのですが。

苦手意識→書かない→よけいに楽しくない→書かない→進級しない→苦手意識、とスパイラルにはまっていました。

私の場合は、仮名は墨をすらないといけない(墨の伸びが違うため)のと、書き出すと時間かかるために、後回しにしがちでした。

墨をするといっても、僅かなものです。なのに気持ち的に億劫になってました。

また難しく、書き出すと何枚も書いてしまうのです。楷書などは五枚だけ書こうと思って六枚くらいで終わるのに、仮名はそうも行きません。まとまって時間を取ろうとし、後回しになり期限切れ、という日々でした。

 

しかし、どうにかしないと5段階をよじ登れない!と奮起し、年末に書いたのです。苦手といいつつ、書き出すと楽しいんですね。

その甲斐あってか、競書誌に初めて仮名で掲載されました。
そして一段階進級できました。
いや〜、ここまで長かった。

 

やま(万)さ(佐)との(能)
風す(須)さま(万)しき(支)夕くれに
木の葉み(三)た(多)れて(天)
ものそ(所)か(可)なしき

4行目は、かすれて写ってないほどですが、渇潤(墨のたっぷりのところと、かすれたところ)を出した方がいいそうで、墨をつけたくなるのをグッとガマンし、筆をゆっくり動かして書きました。

 

今年の目標は、仮名で掲載されることだったので一つクリアになりました!

あとは仮名ならではの筆使いとちらし(文字の配置)を課題を書きながら学びたいと思います。

 

あとは、読めるようになる!という基本もですね。
一度書いた字は、なんとか覚えるようにします。

 

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