大事な着物に白いポチポチが… どうしたらいいの?

着物

ポーランド愛伝道師のポラ子です。

今日は着物愛伝道師として書きますよ。

あれはいつだったか、久々に袖を通そうと、たとう紙をあけたところ、、、

 

なんじゃぁ こりゃ〜〜〜〜〜〜

 

と思わず声をあげそうになりました。いや、あげたのかもしれないし、
おそろしくて「うっ」と内に押し込めたのか、今となっては覚えてません。

それがコレ。

えっ よくわからないですって?

 

 

ほらこの白いポチポチ。

 

こんな輪になって。

そう、これはカビです。いつの間にこんなことに。
何て事! Co za!(あ、ポラ子なんでポーランド語も挟んでみました〜)

他の着物に被害はないか、慌てて別のたとう紙も開いて確認。
濃い色はわかるのですが、問題は淡い色や白っぽい着物。匂いをかいだり、角度を変えたりしながらチェック。幸い被害は無い様子。

そしてこの着物は隔離します。延焼ならぬ、延カビになったら大変ですから。

 

近所の呉服屋さんに聞いたら「カビには根があるからね〜、洗い張りしたほうが、、」とのこと。

えーーーーーっ、洗い張りですか? そんな急な出費無理。断固無理。
でも、そのまま放っておくこともできないし。困ったこまった。

 

と、そんなピンチの時に、よく落語を聞く時に前を通っていたお店を思い出しました。それは人形町にある着物クリーニング専門の「きもの辻」さん。

こちらにはカビ取り丸洗いがあるのです。洗い張りして仕立て直して、となると数万円飛びます。安くしようとして海外仕立てにしたら時間がかかる。

何事も経験、ときもの辻さんに頼んでみました。

確かにカビには根がある訳だし、取りきれるのか?と不安でしたが、現物を見てもらって「これなら大丈夫」とのことでした。(だいぶ前で正確な会話は覚えてませんけど)

お値段はサイトによれば1万円代。洗い張りするよりは断然お安い。
しかも丸洗いなら1着1着洗ってくれるとのことが書いてあります。信用してもいいお店かな、と思いました。

それから取りに行き、綺麗になって帰ってきました。

その後で着たのがコレです。ポーランドをモチーフとした帯と一緒に、ポーランド人の演奏家の方と2ショットを撮っていただいたものです。

蘇ってよかったです。

また何かあればお世話になりたいと思います。

以上、カビ取りレポートでした〜!

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