ポーリッシュポタリーの会社を私物で紹介 その3 〜アルテ編〜

ポーランド陶器

ポーランド愛伝道師のポラ子です。

私物でポーリッシュポタリーを紹介するシリーズの3回目です。以前の記事はこちら。

ポーリッシュポタリーの会社を私物で紹介 〜VENA編〜
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ポーリッシュポタリーの会社を私物で紹介 その2 〜ザクワディ編〜
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2回目でザクワディを紹介しましたが、その時に2大製造元の一つと書きました。
そう、そのもう一方が今日紹介する会社、ツェラミカ・アルティスティチナ(Ceramika Artystyczna)です。アルテと呼ばれることが多い気がしますが、書籍などではCAと書かれていることもあります。

私の印象だと細かい柄に特徴がある気がします。もしくは細かい柄が得意なのかな?と。後はオリジナルで日本向けの柄を作っているので、見事に好みを見抜かれてる感があります〜。

アルテ社のマグカップの形の特徴

アルテは、マグカップの形に特徴があります
すぐに見分けられるようになりますよ。
これを見てください。

  • 左)ミレナ(まだブログでは紹介してません)
  • 真ん中)マヌファクトラ(まだブログでは紹介してません)
  • 右)アルテ

わかりやすいように上からラインを引きました。

左のミレナはマグカップの立ち上がりがゆるやかで、丸みは真ん中あたりが張り出してますね。
真ん中のマヌファクトラはミレナよりは口をつける部分の立ち上がりがはっきりしています。また丸みというか重心は下にあります

右のアルテはもうくびれと言っていいほどシュッとしてます。丸みは真ん中から上下均等というか、緩やかですね。

このようにフォルムは会社によって違います。ポーリッシュポタリーらしくて、ポラ子はこのポテっとしたの好きです〜。ポーリッシュマグは、この口をつけるところの立ち上がり部分が特徴で、冷めにくいとも言われています。なので、この形の差を是非楽しんでいただきたいです。これは●●のかな?と想像してみるのも楽しいですよ。

また、この立ち上がり部分は口当たりにも影響します。これは買って実際使ってみてのお楽しみですが。

デザイナー紹介

では私物でアルテ社の商品を紹介します。

テレサ・リアーナ(Terasa Liana)さんのデザインです。

これは23.5cmくらいのプレートで、手に持つと重さをちょっと感じますね。ポーリッシュポタリーの大きなお皿を何枚も持ってる方は、しっかりした食器棚に収納しましょうね。

話がそれましたが、このテレサさん、2018年10月に来日され、伊勢丹新宿店、立川店、三越日本橋本店などで絵付けの実演をされました。行くことができなかったので今でも残念です。

他にはバルバラ・マッケラさん、マリア・スタジェックさん(日本語表記はアルテのカタログに合わせました)などのデザイナーがいらっしゃいます。

直接デザイナーさんに会え、絵付けの実演をしてもらえる機会なんてなかなか無いので、本当に惜しいことをしました。まだ言うか!

 

他には小皿も持ってます。紺だと和食器にも馴染みやすいと思い買いました。

これがアルテの刻印です。

いつもの動画も紹介します。
5分14秒ころにアルテのスタンプを押してますよ。

ボレスワヴィエツの土を使ったものをボレスワヴィエツ陶器、即ちポーリッシュポタリーと言います。動画を見ていただければわかる通り、全て手仕事です。
ぜひ実物を見て、その魅力を知って欲しいです。

ポーリッシュポタリーファンが一人でも増えますように! ではまた次回に〜。

 

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