ポーランド愛伝道師のポラ子です。
先週末(1/13)に参加したイベントで、初めてキシェル(kisiel)というポーランドの食べ物を知りました。初めて知ったので調べ、かつ早速作ってみました〜。
キシェルとは?
カフェなどにはなく、家庭で食べるおやつらしいです。
これがイベント時に一口食べた(隣の席の方にいただいた)もの。
ゼリーのように固まってませんし、トロっとしてます。
ポーランドではフルーチェのような存在?
ポーランドでは、日本でいうフルーチェのようなミックスも売っているようです。そう思えば、カフェにはなく “家庭で食べるおやつ” というイメージも掴めますね。
ジュースに、水に溶いたそのミックスを入れて温めたら完成らしいです。
中にはカップスープのようにマグカップに粉を入れて、お湯を注ぐだけのものもあるようです。そちらはかなりお手軽ですね。
なかなかいいページがないですがコチラをご覧ください。パッケージなどは参考になるかと思います。他のページはカートがあるので避けました。
もっと見たい方は「kisiel」で検索して画像を見てみてくださいね。
さて、そのイベント時に、ポーランド人の友達に作り方を聞いたら、とても簡単だったので、翌日に試してみることに。
要は、ジュースを温め、片栗粉を溶かして終わり!!です。
キシェルの作り方
【材料】
- オレンジジュース(果汁100%)500ml
- 片栗粉大さじ3 水溶き片栗粉を用意。
(作り方は友達に聞いたものの、分量はこちらのサイトを参考にさせていただきました)
ほとんど、あんかけ料理を作らないので、水溶き片栗粉に一抹の不安が。
あんかけのレシピでは片栗粉と同量の水で溶くとあるものが多いですが、倍の水の量にすると失敗しないとの記述を発見。ただし味が薄まりますよねー。
他にも探したら、一度水に溶かし沈殿した片栗粉を「指でオタマにすくい一気に沸騰させた中に入れて素早くかき混ぜる」というものを見つけました。こちらでチャレンジしてみることに。
(※水溶き片栗粉はとろみ具合をみて、入れる量は調整してください。)
【手順】
- 好みのジュースを弱火で沸騰するまで加熱する。
- あらかじめ水に溶いておいた片栗粉をすくい鍋に入れ、素早くかきまぜる。
- 2分ほどかき混ぜて、片栗粉にも火を通し完成!
一度作った時は片栗粉が少しダマになったので、オレンジジュースを沸騰させるという馴染みのない⁈ 状況のお鍋に、沈殿した片栗粉を投入してみました。
片栗粉にも火を通したいので、鍋に入れた後は2分くらいヘラで混ぜましょう。
その後にマグカップへ。
ポーリッシュポタリーのマグカップで3杯分ありました。
一度作った時は、キシェルが黄色なのに背景まで黄色で撮影してしまい残念だったので、再度作って撮影しました〜。1回目は片栗粉が少しダマになってます。
2回目はだいぶ滑らかに出来ましたね〜。皮をむいたオレンジを飾るとお洒落になりそうです。
冷やしてもOKですが、キシェルは温かいうちに食べるそうなので、少し置いてから食べました。出来立ては、あまりにアツアツなのでねー。
よく日本の葛湯に例えられるのですが、まさしくそんな感じ。
オレンジジュースは火をいれると、ほんの少〜し苦みが出るので、お子さん向けには盛りつけてから粉砂糖をふりかけるとか、ジュースを温めている時に、お砂糖を少し入れてもいいかもしれません。
冬は寒いのでポラ子はジュースは飲まないのですが、これなら温かいのでビタミンも取れそうです。
ジュースに片栗粉とは驚きでしたが、生クリームや粉砂糖でデコって、デザート感を出してもいいですね。あとはジャム用の小粒で安い苺があったら、それでも作ってみたいと思います。その時は生クリームとかでお洒落にデコりたいな〜。
画像をインスタにアップしたり、ポーランド人にメッセージしたら、大好きとコメントをもらいました。フルフル加減はこちらでご覧ください!
ジュースなのに葛湯のような食感という、日本では新しいデザートですね。
ポーランドではとっても親しまれている家庭のおやつ、キシェル(kisiel)の紹介でした。
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