ポーリッシュポタリーの会社を私物で紹介 その2 〜ザクワディ編〜

ポーランド陶器

ポーランド愛伝道師のポラ子です。

第1回目の記事ではVENA社を紹介しました。
2回目の今日は、ザクワディ(Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC”)を紹介します。復習?にもなりますが、まずポーランド陶器の特徴を再度書いておきます。

ポーリッシュポタリーの特徴

  • オーブン、レンジ、食洗機OKという普段使いにもってこいであること(ただし急激な温度変化はやめましょうね)
  • 普段使いにピッタリでありながらパーティーにも使える華やかさがある
  • 会社によって保有している形がそれぞれあり、多いところは約2000種もある
  • さらに絵付け柄も2000種を超える会社もある(7000種というところも!)
  • 輸出する国に合わせ、オリジナル商品がある(日本用には箸置き、ご飯茶碗、蕎麦ちょこ、湯のみなど)
  • 全てハンドメイドである!!

こんな特徴や魅力があります。

ザクワディ(Zakłady)について

2大製造元の一つです。社名に「ボレスワヴィエツ」という地名を入れることが許されているのはこのザクワディだけとのことです。歴史があるので、豊富な型と絵柄があります。

またこちらは裏の刻印が2種類あります。それに触れる前にまず、デザインのクラスについて説明しましょう。

絵付けのデザインにはクラス、グレードがあります。ここではよく見かける主なクラスに触れます。

クラシック柄:職人の誰もが絵付けができ、スタンプだけで作られる伝統的でシンプルな柄を指します。ピーコック柄などが有名です。

スタンダード柄:クラシック柄よりは手のこんでいるもの。

ユニーク柄(UNIKAT):スタンプ+手描きのもの。各社が個性を出しているライン。UNIKATのスタンプと職人のサインが入ることが多い。

アート柄:主に手描きで、経験を積んだ職人によって制作されるもの。

右;クラシック柄とスタンダード柄に押されるスタンプ。
左:ユニーク柄とアート柄に押されるスタンプ。
と、この2種類がありますが、どちらもザクワディ社の製品です。裏を見ればクラスがわかります。当然お値段も違ってくるので、お好みのデザインや色で選びましょう。
※下の動画を見ると、すぐ2種類のスタンプが表示されますので参考にしてみてください。

 

ポラ子はこの二つを持っています。オーバル型は焼き魚でもいいし、カナッペなどを並べてもいいですね。

 

動画を見つけましたよ。同じデザインで揃えたテーブルコーデは圧巻です。絵付けは2:30秒ほどから。
実際に料理などで使ってるシーンは3:20秒あたりから。
でも冒頭は見てくださいね。

ボレスワヴィエツの土を使ったものをボレスワヴィエツ陶器、即ちポーリッシュポタリーと言います。裏を見れば会社がわかります。

もし、ポーリッシュポタリーが欲しいなら、是非裏を見て確認してみてくださいね。

 

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